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Channel: 気分はいつでも熱帯生活記
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退行睡眠

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  【人はあまりにも嫌な記憶を閉じ込めてしまう事があったり

   その事実を勝手に解釈して記憶を作り出してしまう事がある。】 



と以前なにかの本で読んだ事があります。


今回はそんな事を実際に体験した私自身のお話し。



ご存知の方もいるかもしれませんが

アメリカでは、精神科医が子供時代のトラウマを探し出す為に

患者本人に【催眠療法】を試す事があります。

もちろん、薬物投与などの一般的な治療も行なっての事ですが。


人間は常に無意識と意識を繰り返しているのだそうで

たとえば、「車を運転しながらいつのまにか家の駐車場に着いていた!」

なんてのも【無意識の状態】なんですって。

その無意識の状態を作り出し退行睡眠を施す事によって

忘れられていた記憶(病気の根源)を呼び戻す。。。

そして過去の出来事を自分自身で探し出し理解することによって

病気に対して劇的な治癒力を発揮するんだとか。


これは余談ですが、これをもっと更に遡ると今流行りの【前世療法】になります。

(前世に関しては、疑ってはいないのだけど、理解できない部分も多くあるので

それはまた次回に。)


さて、これはひとつの例なのですが

人前で自慰を繰り返す青年がいました。 ←昔、中学の通学路にこんなオジサンがいました。


自分でもイカンと思っているのだけど、普通の性行為ではまったく興奮しない!


「なんでじゃ~ 僕って変態じゃんっ!!!」ってな事で彼は精神科医の元に。



先生は「う~ん、アンタみたいなアンポンタンにつける薬はないからさ~
  
   退行睡眠で過去にでも戻ってみる???」



なーんて事で、変態の若者クンに退行睡眠療法を試した所

彼の幼い頃の隠されていた記憶が蘇った。


彼の実の母親は、まだ幼い彼を裸にして、我が子の局部にいたずらを繰り返していたんですって。

(信じられないけど、アメリカらしい話しですね。。。)

でも彼の中にはそれが屈辱でありながらも、快感となって大人になっても残っていたのです。

過去を封じ込めたまま。それが今の行動となっていた訳です。



↑これは、退行睡眠(前世療法)で有名な精神科医ブライアン・L・ワイス博士の本に

載っていた事例なのですが

最近購入したこのワイス博士の本に【過去世退行療法CD】が付いていまして

半信半疑でやってみた所ですねー

ナレーションの誘導によって、瞬く間に子供時代の記憶が蘇ってくるんですよ。(20分ぐらいかかりますが)

これが最高におもろいのです!


特によく思い出すのが、今の実家の家に引っ越す前に集合住宅に住んでいた頃(4~6歳頃)の記憶。


よく遊んでいた公園の小さな抜け道や、壊れたブランコ。

初めて傘を買ってもらって、大喜びしてお婆ちゃんの家まで何キロも歩いて自慢しに行った

時のこと。(←これは母親に聞いてみた所、実際に3歳ぐらいの時にあった事だそうです)

友達の家や、とっくに取り壊されているんだけど、よくお買い物に行ったスーパーの細部に至るまで


通常の意識時には、思い出そうとしても思い出せない 忘れ去られていた記憶が。。。


で、その若者のような嫌な記憶も鮮明に思い出したんですね。

ちょっと長くなってしまったので、次回に続く。。。

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